- 遺言書作成は専門家に依頼した方がいいのだろうか
- 自分の場合はどこに相談したらいいの?
- 遺言書は自分で書けるんじゃないの?
遺言書作成に関してこのような疑問をお持ちの方は多いかと思います。
そこで、この記事では遺言書作成を専門家に依頼するメリット・デメリットついて解説していきます。
具体的には下記の順番で紹介します。
- 弁護士に依頼するメリット・デメリット
- 司法書士に依頼するメリット・デメリット
- 行政書士に依頼するメリット・デメリット
- 税理士に依頼するメリット・デメリット
自分でも作成できますが専門的な知識がないと法的な効力が発生しないのが遺言書です。
確実にスムーズに遺言書作成を進めるために依頼するメリットをまとめていますので、
参考にしてみてください。
弁護士に遺言書作成を依頼するメリット4つ
遺言書=弁護士のイメージがありますが自分でも作成はできます。
ではなぜ弁護士に依頼するのでしょうか。
ここでは弁護士に依頼するメリットについてついて解説していきます。
メリット①法的トラブルへの対応
弁護士の特徴は遺産相続トラブルの解決まで対応できることです。
相続税の申告以外の法的問題は対応可能になります。
トラブルにならないように事前に対策した遺言書の作成をアドバイスしてくれます。
メリット②遺言書へのアドバイスができる
弁護士は依頼者の利益を第一に考えてくれます。
遺言書の内容で悩んでいる場合は過去の判例などをもとに具体的にアドバイスが可能です。
メリット③遺言書の正確性
遺言書の書式には厳格なルールがあります。
正しく作成しないと遺言書としての効力が発生しなくなります。
弁護士に依頼することで法的に効力が有効な遺言書の作成ができます。
メリット④財産を正確に把握できる
財産を正しく把握していないと正しい遺言書は作成できません。
財産を把握していても不動産など分割して相続しにくいものあります。
これらをどのように分けるかをアドバイスしてくれます。
寄与分を考慮するのか法定相続分の規定通りなのか、不動産の価値に合うお金を渡したり対策があります。
蓮華では多くの専門家と提携しており、相談内容によって最適な専門家に依頼しています。
また専門家同士が連携できる仕組みがあり、あなたの悩みにプロ集団が最善の解決策を提案いたします。
問い合わせは無料ですので気軽にご相談ください。
遺言書のお問い合わせをする
弁護士に遺言書作成を依頼するデメリット
ほぼ全てに対応可能な弁護士に依頼するデメリットを解説します。
デメリット①費用が高め
事務所にもよりますが、司法書士など他の専門家と比べれば費用が高めです。
トラブルなど弁護士は複雑な案件を扱うことが多く、代理人としてトラブルを解決できるのが弁護士だからということもあります。
司法書士に遺言書作成を依頼するメリット4つ
登記の専門家である司法書士に遺言書を作成依頼するメリットはあるのでしょうか。
遺言書作成を司法書士に依頼するメリットについて解説していきます。
メリット①相続登記ができる
相続する財産に不動産があるケースは非常に多いです。
相続登記は司法書士の業務になります。
不動産の分配方法のアドバイスなど的確にしてくれます。
メリット②遺言書の正確性
遺言書の書式には厳格なルールがあります。
司法書士に依頼することで遺言書が無効になるトラブルを回避できます。
メリット③遺言書の文案を提案
自筆証書遺言は本人が書く必要がありますし、公正証書遺言は口頭か作成した文章をもとに公証人に伝える必要があります。
どちらにしても文案を提案してもらい書き写せば法的に有効な遺言書が完成します。
メリット④コストが抑えられる
司法書士は弁護士ほど報酬が高くないのが一般的です。
費用はかかりますが、メリットを考えればリーズナブルでしょう。
蓮華ではワンストップで相続や悩みの解決につなげることができます。
多くの専門家に連絡し手続きするのは手間がかかりストレスになるでしょう。
蓮華で窓口をひとつにすることでストレスから解放されます。
あなたは解決策を提案されるのを待つだけ。
問い合わせは無料ですので気軽にご相談ください。
遺言書の悩み相談をする
司法書士に遺言書作成を依頼するデメリット
司法書士に遺言書作成の依頼をするデメリットを解説します。
デメリット①相続トラブルは対応できない
相続のトラブルを法的に解決できるのは弁護士だけです。
相続問題でトラブルになっている、トラブルになりそうな場合は弁護士に依頼しましょう。
行政書士に遺言書作成を依頼するメリット4つ
遺言書と聞くと弁護士や司法書士を想像しますが行政書士も遺言書作成ができます。
遺言書作成を行政書士に依頼するメリットについて解説していきます。
メリット①費用がを安く抑えられる
一般的に行政書士の報酬は弁護士や司法書士に比べると安いです。
これは行政書士の数が多いということにも要因があります。
地方になると弁護士はほとんどいません。
メリット②遺言執行者になれる
遺言執行者とは遺言通りに手続きを行う人です。
預金の解約や名義変更など相続の手続きは多岐に渡ります。
第三者が介入することでスムーズに進めることができます。
メリット③財産を正確に把握できる
財産を正しく把握していないと正しい遺言書は作成できません。
メリット④遺言書の文案を提案
遺言書の書式には厳格なルールがあります。
依頼者の伝えたい内容を法的に有効になるように文案を提案してくれます。
しかし依頼者の意向を反映しており、過去の判例などから「どうしたらいいのか」までアドバイスしてほしい場合は弁護士が適任です。
行政書士に遺言書作成を依頼するデメリット
行政書士に遺言書作成の依頼をするデメリットを解説します。
デメリット①業務範囲に制限がある
行政書士は費用を安く抑えられる一方で業務に制限があります。
行政書士に遺言書作成を依頼することはできますが、相続トラブルや相続登記が必要になる場合は初めから弁護士や司法書士に依頼しておいた方が手間が省けます。
遺言書作成は行政書士、他の手続きは違う専門家にすることもできますが手続きが面倒でしょう。
蓮華は様々な専門家の窓口をひとつにでき無駄な手間を省くことができます。
なるべく費用を抑えたいなどの要望も問い合わせは無料ですので気軽にご相談ください。
遺言書の悩み相談をする
税理士に遺言書作成を依頼するメリット2つ
税理士も遺言書作成できることを知らない人が多いようです。
遺言書作成を税理士に依頼するメリットについて解説していきます。
メリット①節税を考慮したサポート
遺言書作成には相続税を考慮する必要があります。
税理士は税金のスペシャリストなので、税金面で有利になるようなアドバイスをしてくれます。
メリット②相続税の申告
相続により相続税が発生する場合、相続税の申告がするのは税理士の業務になります。
税理士に遺言書作成を依頼するデメリット
税理士に遺言書作成の依頼をするデメリットを解説します。
デメリット①専門家ではない
相続を得意としない税理士も多いです。
依頼する場合はしっかり実績を考慮する必要があります。
法律の専門家であっても得意・不得意があります。
依頼した後に気づいてもどうすることもできません。
蓮華では様々な専門家と提携しているため、あなたの悩みに強い専門家に依頼することができます。
問い合わせは無料ですので気軽にご相談ください。
遺言書の悩み相談をする
専門家に依頼する遺言書作成の費用相場
遺言書の作成を各専門家に依頼した場合の費用相場を解説していきます。
費用相場 | 備考 | |
弁護士 | 10万円~30万円 | 財産の額によって変動 |
司法書士 | 5万円~15万円 | 財産に関係なく一律が多い |
行政書士 | 5万円~15万円 | 財産に関係なく一律が多い |
税理士 | 10万円~30万円 | 専門外の場合は委託している |
遺言書作成以外でかかる費用
- 戸籍などの証明書の交付手数料
- 遺言公正証書作成費用
- 公正証書立会い証人手数料
- 遺言書保管費用
- 遺言執行者費用
などがありますが、一括で料金設定している事務所もあります。
ホームページなどに料金設定があっても実際はそれ以上に請求されるケースもありますので初めに確認しておきましょう。
遺言書作成を専門家に依頼するメリット・デメリット【まとめ】
メリット | デメリット | |
弁護士に依頼 |
|
|
司法書士に依頼 |
|
|
行政書士に依頼 |
|
|
税理士に依頼 |
|
|
それぞれの専門家でメリットとデメリットがあります。
安易に費用だけで決めてしまうと対応できない問題が発生した場合、他の専門家が必要になり手間も費用もかかることになってしまいます。
どの専門家に依頼したらいいのか分からない場合などは蓮華にご相談ください。
蓮華ではあなたの悩みを丁寧に確認し最適な専門家に依頼いたします。
また窓口を一本化することにより様々な業者と手続きする手間を省けるメリットがあります。
問い合わせは無料ですので気軽にご相談ください。
蓮華で遺言書の悩みを解消
プロフィール
-
行政書士は書類作成のプロです。 遺言書・遺産分割協議書・任意後見契約書・死後事務委任契約書などの難しい法律書類や、死亡後の役所届け・墓じまいなどで必要な各種行政手続に必要な書類作成はお任せ下さい。
また私は介護業界を経験しています。
現場でおきる高齢者の方の困りごと相談にも多数対応させて頂いておりますのでお気軽にお問い合わせください。
最新の投稿
- 提携企業紹介コラム2021.12.27広島のおすすめ老人ホームの紹介【口コミ・評判】
- 生前・死後の事務手続きコラム2021.12.02死後事務委任ってなに?亡くなったあとの手続きや委任する方法を解説
- 提携企業紹介コラム2021.11.04【初回相談無料】広島で相続に強い事務所を紹介
- 相続お役立ちコラム2021.11.04自分で遺言書を作成する方法と注意事項。無効になる事例紹介