私の家族は、長男、長女(私)、次女の3人兄弟で、父が亡くなり、父が保有していた不動産の相続で揉めました。(母はすでに他界。)
突然の他界だったため、遺言書はありません。
兄は長男ということもあり、葬式の後に、財産は全て自分が管理するし、相続関係は自分が行うから任せておけと言ってきました。
父が保有していた不動産は父曰く、1億円以上の資産価値があると聞いていたので、欲が強い兄に任せると大変なことになるだろうなとは思っていました。
私と妹が遺産分割の話をしましたが、一方的な主張を繰り返すだけで、聞いてくれるタイプではありません。
そこで、弁護士の先生に相談することにしました。
弁護士との相談の中で、兄が主張していたような話は通らないことや、代償金払いで支払われる時には、兄にとって有利な方法をとる可能性があることを初めて知ったのです。
兄とは縁切り覚悟で弁護士を通じて話をし、相続手続きをすることにしました。
兄は私たちには強気の態度に出てくるのですが、弁護士には意外とスムーズに応じてくれたようです。
弁護士に相談したおかげで、兄に有利な遺産相続ではなく、本来あるべき遺産分割ができました。
私たちはより公平な分割を希望しており、兄が不動産を全て相続するのなら、きちんとした代償分割を希望。
その結果として、弁護士が固定資産税評価額をもとに正しい資産価値を算出して、公平な遺産相続ができました。
プロフィール
- 一般社団法人蓮華は高齢者様を一人にさせず、一人一人に対して真心を持って接していく会員制の団体です。 直面している社会問題を寄り添い共に考え、より良い未来を作り、 人生を豊かにしていくサポートを行っていきます。
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