うちの場合、父が亡くなった時の不動産、証券、銀行預金などの遺産分配で大揉めしました。(母は先になくなっています)
私には兄弟が4人います。先ずは父と住む長男、そして離れて暮らす姉と次男。そして末っ子である私です。
そして遺産相続です。ただでさえお金が絡むのに、父の遺産についてこれまで一度も話し合いしたことがないので、いくら仲良し兄弟とはいえ、「なんか嫌な予感がするな?揉め事が起こりそうだな!」的なことも少しは頭をよぎったものの、遺産相続争いなんて!..うちの兄弟に限って..と正直なところ考えてもいませんでしたが、いざ自分達兄弟が当事者になると、やっぱり遺産相続で大揉めしました。
当初の話では1番父の面倒を見ていた長男に遺産の半分。そして残りの半分を長女・二男、末っ子の私で三等分する予定でしたが、直前になり、長女が駄々を捏ね始めたんです。
その中でイチバン揉めたのは土地の相続分配。まあ、一般的に兄弟4人での相続分配率は通常、兄弟姉妹間で平等に相続されることが多いです。だから、長男が受け取る割合がイチバン多いことに対して文句があったんでしょう!長女が兄弟間の話し合いで決まった結論にイチャモンをつけてきたんです。
それはもう、困ったものです。なんたって個人間の口約束だけで遺産相続の分配率を決めたんですから…それからは自らの損得と感情のぶつかり合いです。もう、ここまでくると一向に拉致があかないので、最後の手段で弁護士先生に遺産相続について相談しました。
そして、弁護士さんに兄弟各々にヒアリングしてもらい、各自が冷静さを取り戻したところで、弁護士先生に間に入ってもらい、兄弟全員が納得した形で遺産を分配しました。やっぱり、「相続分配率については法律や専門家のアドバイスを参考にすることが重要だな!」と、つくづく思い知らされた所存です。
プロフィール
- 一般社団法人蓮華は高齢者様を一人にさせず、一人一人に対して真心を持って接していく会員制の団体です。 直面している社会問題を寄り添い共に考え、より良い未来を作り、 人生を豊かにしていくサポートを行っていきます。
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