私は男兄弟3人の次男で、亡くなった親から相続した土地を巡って対立していました。兄は土地を守りたい一心で、不動産を売らないことを強く主張していました。しかし、弟は居酒屋の運転資金でお金が必要な状況でした。
弟は中学3年と高校2年の子供がいて、甥っ子のために、今は土地を売るべきと考えていました。
兄と話し合いを重ねましたが、兄貴は先祖代々の土地を守ることから譲ることを強く拒み、結果、意見が一致せず、争いが激化しました。
弟の経済的状況は日に日に悪化し土地を売ってもらいたいと泣きついてきました。
私は知人から紹介された弁護士に相談したところ、まずは他の「親族に相談すること」そのうえで手助けすると言われ、
義姉と義姉の家族に弁護士を交え相談しました。義姉は状況を理解し、兄弟の対立を解決するために奮闘してくれました。
4ヶ月にわたり、兄弟と義姉、弁護士は話し合いを重ね、解決策を探りました。
義姉は兄に、土地を売ることを進めて頂いたのですが、最初、兄は頑なに拒否していました。
しかし、義姉の説得によって、兄は少しずつ考えを変え、最終的に土地を売る事を了承し、売却の許可を得ました。
敷地面積は広く、価格は4000万円でしたが、兄は不動産を売りました。
解決までに8ヶ月かかりましたが、弁護士の尽力により公平な決着がつきました。
弁護士費用は、相続問題の複雑さに応じて変動しますが、適切な解決のためには必要な投資であったと思います。
プロフィール
- 一般社団法人蓮華は高齢者様を一人にさせず、一人一人に対して真心を持って接していく会員制の団体です。 直面している社会問題を寄り添い共に考え、より良い未来を作り、 人生を豊かにしていくサポートを行っていきます。
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