つい最近解決した相続なのですが、父方の祖母が3年前になくなり相続が発生しました。
父がすでに他界しているため私と弟が、父の姉兄と一緒に相続人となりました。もともと3兄弟あまり仲がいいとはいえなかったようです。
祖母についてはおじが病院などを手配していました。
祖母がなくなり、私と弟は祖母が一部お金を出して購入していた父のマンションのみの相続を希望していました。
父が亡くなってからはほとんど祖母と会っていなかったこともあり、それ以外の資産についてはおじとおばで分ければいいと考えていたからです。
それから2年ほど経ちどちらかといえば交流のあるほうだった、おじから相続が進まないので弁護士をたてたので一緒に話に同席して欲しい、と電話がありました。
話を聞きに行った弁護士の先生によると、おばが、3兄弟それぞれに祖母が渡したマンションの購入費用に差があるので、特別受益として精算すべきとの主張をしているとのこと。
もう30年40年近く前の話のため、だれも祖母の出したお金の正確な金額がわかる資料はありません。
それでも、おじのほうが500万近くおばより多くもらっているはずだ、とのことで一向に相続の話が進んでいなかったのです…
それから3ヶ月ほど私と私の弟も含めやりとりをしたのですが、結局話し合いは平行線となり、おじが申立人となって調停となりました。
2?3ヶ月に1度裁判所からの呼び出しに応じ、約1年でまっさらな状態での3分割となりました。
これからまだ売却に伴う片付けや手続き等が残ってはいますが、一旦無事解決したいえると思っています。
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