私の場合、父親が個人投資家をしていて資産として5000万あり、私達の兄弟が4人兄弟だったため、遺産の相続でかなり揉めました。その際に弁護士の方に基本的な遺産相続の手続きおよび、遺産相続における兄弟間のトラブルの解決の依頼をさせていただきました。どうやら調べてみると基本的には長男や長女など兄弟間で一番上の人が相続をするということらしいですが、それだと納得がいかないということで最終的には民事裁判で争うということになりました。
かなり時間的にも費用的にもかかってしまいましたが、判決としては4人兄弟で等分することを判決として下して頂き、一応の解決を見たという感じです。
今回非常に難しかったのが父親が個人投資家であって、資産の内訳が現金や貴金属等ではなく、上場している会社の株式および非上場の会社の株式など株式や債券で持っていたため、権利争いが余計に複雑化してしまった点です。
これに関しても弁護士さんに確認したところ、株式をそのまま譲渡する方法もあるようですが、4人兄弟ということで譲渡するのもなかなか難しいということで、一旦株式や債券に関してはすべて売却をして現金化して判決に従って分配するという形で解決しました。
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