父が胃がんになった時は私が常に看病して身の回りの世話もしていたのに、亡くなる前に遺言として遺産分与の主旨を行ってくれていなかったこともあり、自分は兄弟の中で一番下だからと言って遺産分与の額を減らされてしまいました。すごく納得がいきませんでしたし、不平等だと感じたので兄と姉に強く抗議しましたが、面倒に感じたのか着信拒否をされるなどしばらくの間避けられてしまったので、弁護士に相談してどのように解決すれば良いのか的確なアドバイスを頂いたかたちです。
その際、まずは相続人にあたる全員が参加する協議を行った方が良いと言われたので、何とか兄弟の自宅まで行って弁護士と一緒に参加してもらえるようにお願いし、ようやく父が亡くなってから1ヶ月が過ぎたくらいに遺産分割協議をすることができました。遺産分割協議をする際には弁護士に立ち会ってもらいましたが、参加している全ての人達が納得しないと正式な遺産分与額が決まらなかったため、話し合いはかなり長時間になってしまって体力の消耗が激しかったです。
兄は最も強欲で自分が一番上なんだから一番多く貰うべきだと主張していましたが、父が病気の時には医療費の工面や身の回りのことなど全て無視していたにも関わらず、亡くなった後に急にノコノコ現れて権利だけを主張してくるのは間違いだと問いただしたら姉もそれに乗ってくれたので、それぞれの言い分を言ってから弁護士に仲介してもらい、自分も妥協して均等に分割することでトラブルなく遺産分割協議書に実印で署名をして何とか武器に終わることができました。
プロフィール
- 一般社団法人蓮華は高齢者様を一人にさせず、一人一人に対して真心を持って接していく会員制の団体です。 直面している社会問題を寄り添い共に考え、より良い未来を作り、 人生を豊かにしていくサポートを行っていきます。
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